猿飛出は平家物語にある源三位頼政の『鵺』(ぬえ)に用いられる為に創作されたもので、動物の猿を小飛出化した面です。毎夜毎夜、帝を悩ましてついに頼政に退治された鵺(頭は猿、尾は蛇、手足は虎如、鳴声は鳥に似た怪物)を表したもの。肌は赤茶色で、口、顎、の形状と、眼、頬、の飛び出し、眉、髭の毛描き等に特徴があります。

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